カブス今永昇太、再び防御率0点台突入 メジャー歴代4位の快記録…ブレーブス戦で粘投5回無失点

ブレーブス戦に先発登板したカブスの今永昇太【写真:ロイター】

5回無失点の快投で0.96に

米大リーグ、カブスの今永昇太投手は13日(日本時間14日)、敵地アトランタで行われたブレーブス戦に先発登板し5回を被安打7本、8奪三振で無失点。再び防御率を0点台(0.96)に下げ、降板した。米国の記者はメジャーデビュー以来8試合で残した防御率では歴代4位に相当すると紹介している。

今永は今季8試合目の先発で、ナ・リーグ東地区でフィリーズと首位争いを続けるブレーブスとの対戦は初めて。初回先頭のアクーニャJr.を四球で出塁させるも、1死後、牽制で刺し難を逃れた。2回を除き毎回走者を背負ったものの、決定打を許さず、5回にもこの日2つ目の牽制で一塁走者を刺してアウトにし、スコアボードにゼロを並べた。

開幕から防御率0点台を続けてきたが、7日(同8日)のパドレス戦で自身初めての8回のマウンドに立ったとたん2失点。7回0/3を2失点で1.08へと“悪化”させていた。この日4回を投げ終えたところで再び0点台の0.99とし、最後は0.96にまで下げた。

MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)で「キャリア最初の8先発での最も低い防御率、両リーグで自責点が公式記録になってから(1913年) オープナーを除く」という記録を紹介。1981年のフェルナンド・バレンズエラ(ドジャース=0.50)がトップで、今永は1945年のデーブ・フェリス(0.75)、1967~68年のシスコ・カルロス(0.95)に次ぐ歴代4位だとしている。

THE ANSWER編集部

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