日銀のオペ減額、金融政策の具体的な手法はコメント控える=林官房長官

Atsuko Aoyama

[東京 14日 ロイター] - 林芳正官房長官は14日の閣議後会見で、日銀が定例の国債買い入れオペ(公開市場操作)で長期ゾーンの買い入れを減額したことについて、「金融政策の具体的な手法は政府としてコメントを控える」と述べた。日銀には引き続き、政府との緊密な連携のもと、経済・物価・金融情勢を踏まえつつ適切に金融政策運営が行われることを期待するとした。

日銀は13日、オペを通知し、残存期間「5年超10年以下」の買い入れ予定額を4250億円と、前回の4750億円から減額。林官房長官は「4月金融政策決定会合での決定の範囲内の運用として減額したことは承知している」と述べた。

韓国の野党代表が竹島(韓国名:独島)に上陸したことを巡り、事前の中止申し入れにもかかわらず上陸が強行されたとして、「到底受け入れられず、極めて遺憾」だと述べた。外交ルートを通じて強く抗議し、再発防止を求めたと明らかにした。

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