スクエニ、欧米のインディーやパブリッシング部門などでレイオフ実施か…海外事業見直し?『PowerWash Simulator』など担当部署が影響を受けそう

スクエニ、欧米のインディーやパブリッシング部門などでレイオフ実施か…海外事業見直し?『PowerWash Simulator』など担当部署が影響を受けそう

大規模な組織再編を計画しているスクウェア・エニックスがアメリカおよびヨーロッパの部門でレイオフを実施する見込みであることを海外メディア・VGCが報じています。

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インディーレーベルが影響か…

この報道では、パブリッシング、IT、Square Enix Collectiveで働くスタッフが影響を受けると伝えられています。規模は不明ながら来月中に実施され、影響を受けるスタッフは今週中に通知されるといいます。なお、イギリスでは現地の雇用法に従い1ヶ月のコンサルタント期間が設けられます。

『Tokyo Dark』(2016)

この中でも、ゲーマーに直接的な影響がありそうなのはSquare Enix Collectiveです。これはスクウェア・エニックスが主に海外で展開しているインディーレーベルで、2014年より発足。これまで『Tokyo Dark』や『Black the Fall』、『PowerWash Simulator』や『Little Goody Two Shoes』などが発売されています。

『Little Goody Two Shoes』(2023)

『PowerWash Simulator』は2024年も有料DLCなどを展開することがわかっていますが、これらの作品が受ける影響は記事執筆時点では不明です。

『PowerWash Simulator』(2022)

スクウェア・エニックスは2023年6月に代表取締役社長を桐生隆司氏に交代し、組織の改革を目指しています。5月13日に公開された新中期経営計画でもマルチプラットフォーム戦略への方針転換などが発表されていました。今回のレイオフもそうした改革の一環とみられます。

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