WanderingTrad, CC BY-SA 4.0
スレイヤーが2018～2019年にかけ開催した＜フェアウェル・ツアー＞に参加したアンスラックスのギタリスト、スコット・イアンは、スレイヤーのメンバーたちが「終わりだ」と言ったら「終わり」だと考えており、再結成の発表には驚愕したそうだ。
『Classic Rock』誌のインタビューで、スレイヤーの発表には他の誰もと同じように驚いたかと問われたイアンは、こう答えた。「俺は、ケリー（・キング）に“俺を嘘つきのように見せてくれて、ありがとよ”ってメッセージを送った。俺らはスレイヤーのグッバイ・ツアーの100以上の公演に同行した。1年半一緒にいて、俺は、彼らが終わりって言ってるなら、そうなんだろうって感じがしてた。俺個人としては、早過ぎると思ったよ。世界はスレイヤーを必要としている。だが、俺は彼らの言葉を信じた。俺は本当に、彼らはリタイアするって言ったら、それを曲げないバンドだと思っていたからね」
キングからは、「ハハハ、3公演だけだよ」との返信があったそうだ。イアンはそれに「そうなんだ、どうなるか見てみよう」と返したという。
スレイヤーは、9～10月にアメリカで開催される＜Riot Fest＞＜Louder Than Life＞＜AFTERSHOCK＞の3フェスティバルに出演予定。キングは「この3公演のみ」「レコーディングやツアーにつながることはない」と言い続けている。
アンスラックスは、スレイヤーと同じ日（9月27日）に＜Louder Than Life＞フェスティバルに出演する。
Ako Suzuki
