舘ひろし「“あぶない刑事”をデザインしたのは柴田恭兵」嫉妬心から生まれたコンビの絆を明かす

俳優の舘ひろしが、13日放送の『しゃべくり007』に出演。ドラマ『あぶない刑事』シリーズの共演者、柴田恭兵の魅力について語った。

セリフが覚えられなかった舘は、台本がすべて頭に入っている柴田に何度も助けられたという。「言いづらいセリフは(柴田が)言ってくれるんですよ」と話し出した舘。2~3回NGを出すと「僕言いましょうか」と、柴田が変わってくれたこともあったという。

MCのくりぃむしちゅー・上田晋也が、俳優としての考え方が全然違う2人に「打ち解けるのに、けっこう時間かかりました?」と聞くと、柴田は「それはそれで、(舘は)すっごい魅力的だった」と答え、「不器用というか、打てば響くみたいな感じではないのがすごい新鮮だったし、舘さんでなかったら、こんな“あぶない刑事”には、まったくならなかったと思うし…僕にとってはすごい素敵な出会いでした」としみじみ振り返った。

そんな柴田の話を受けて舘は「“あぶない刑事”は、僕は多分ね、建物で言うと土台みたいなもんで、ハードボイルドとかそういうことはちゃんとやるんですけど、上のデザインというか、“あぶない刑事”をデザインしたのは、柴田恭兵」と長年の想いを明かした。

柴田に対する最初の印象は「この人、変な芝居するなと思ってた」という舘。「でもそれが僕のね、多分ね、“柴田恭兵という俳優に対する嫉妬”だと思ったの。それに気が付いたんですよ」と、柴田の芝居に「かっこいい」と嫉妬している自分の気持ちに気付いた時から「これでいこう」という方向性が見えたと明かし、スタジオメンバーからは「なるほどねー」とコンビの絆に感心する声があふれた。

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