11日、中国ブランド博覧会の比亜迪（BYD）のブースで、高級車ブランド「仰望U9」を体験する来場者。（上海＝新華社記者/方喆）
【新華社北京5月14日】中国汽車工業協会が11日に発表した1～4月の自動車の生産台数は前年同期比7.9％増の901万2千台、販売台数は10.2％増の907万9千台で安定増加の基調を維持した。
うち新エネルギー車（NEV）は生産が30.3％増の298万5千台、販売が32.3％増の294万台で、市場シェアは32.4％となった。
同協会情報部の劉征（りゅう・せい）主任によると、4月の生産は前年同月比12.8％増（前月比10.5％減）の240万6千台、販売は9.3％増（同12.5％減）の235万9千台で、前年同月比で高めの伸びを示した。
劉氏は、自動車消費を促進する政策の着実な実施や、自動車メーカーによるイノベーションの強化と新車種の相次ぐ発売は、自動車消費の潜在力をいっそう引き出し、国内市場の需要を拡大させるとの見方を示した。
