お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二が5月13日放送の『大悟の芸人領収書』に出演。ある人物が原因で、買えなくなってしまった“あるモノ”を告白した。この番組は大悟が芸人たちの私生活で使われた領収書やレシートをエピソードとともに査定。金額に見合う面白さと判断すれば全額分をキャッシュバックし、さらなる芸の肥やしに使ってもらおうという企画。
11,000円の領収書を提出した斉藤。これは「ある男性に踏みにじられた花屋の領収書」だという。「僕、花が本当に好きで」という斉藤は「奥さんも花が好きなので、毎月1回くらい花をプレゼント」と、結婚する前から記念日など関係なく、奥さんに花を贈っているのだという。
すると斉藤は「知らない方も多いと思うんですけど、去年僕、不倫報道が出まして」とバツが悪そうに切り出すと、「知っとるわ」とすかさずツッコむMCの千鳥・大悟。不倫をネタにした斉藤に「そんな元気になったか」と感心すると「半年経ったので、元気になってます！」と満面の笑みでガッツポーズをした。
そんな不倫報道が出た時期に、ある番組で“やましい事がある男性は、何もない日にプレゼントを贈る”と取り上げられたという。その時に「僕に強烈にダメ出しをした方がいらっしゃいまして、さすがに怒りが込み上げてきた事があったんですけども」と告白。それが「この人なんですけども」とモニターに映し出された人物は、女性スキャンダルが原因で議員辞職した、元衆議院議員の宮崎謙介。すると大悟は「お仲間だ」と笑うと「そうそうそう、ある意味仲間だと思ってたんだけどね…」と苦笑い。実は宮崎は、『日本何もない日に花束を渡す協会』の会長をしているのだという。
当時、斉藤を怒らせた宮崎の声明文というのが…「私、『日本何もない日に花束を渡す協会』の会長としては、非常に由々しき事態というか。何もない日に渡す花束を汚された感じがしますよね」「何もない日に花束をあげるのに深い意味はありません。花束に裏も表もありませんので。純粋に受けとってほしいと思います」
斉藤は全文を読み上げると「僕の事を否定しておいて、でも花束は純粋に受けとってほしいです」って「何でこんなコメントを出したのか僕もわからない」と疑問を口にした。
斉藤によればその後、宮崎の発言はニュースとなり「誰が言ってんだ」と、とんでもない叩（たた）かれ方をしたのだという。それと同時に斉藤も「やましい事があったから、花を贈ってたんだ」と炎上してしまい、その時の「後遺症で花束を買いに行けなくなったんですよ」と告白。今でも奥さんに花を贈れなくなってしまっているという。
そんな斉藤に大悟は「多分、宮崎さんなりのちょっとしたジョークでもあるんやろな。ズバッと言っちゃえば、ボケ方がヘタというか、スベッちゃったんだと思う」と宮崎の発言を考察。すると、宮崎から斉藤宛にメッセージが。「斉藤様。日本何もない日に花束を渡す協会についてお話しいただきありがとうございます。現在、協会では絶賛会員募集中です。斉藤さんでしたら理事待遇でお迎えいたします。是非とも入会をご検討ください。宮崎謙介」と読み上げられると「コイツヤバいな」と斉藤はあきれ顔。「だから、この人はボケたがりなのよ。相席食堂来た時に、すっげーオモロなかったもん」と大悟が明かすとスタジオは大爆笑した。
最終的に大悟の“判定”は「差し戻し」。その理由は「お前がやった事をワシが認めたら、ワシもやってるみたい」と説明すると「オチがしっかりしてんな～」と斉藤は納得した。
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