大谷翔平に「ビビっていた」ベッツ 塁上での“異変”を同僚指摘「後ずさりしながらとっていたんだ」

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

敵地ジャイアンツ戦に「2番・DH」で出場、2試合ぶり復帰

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地ジャイアンツ戦に「2番・DH」で出場。腰の張りで前日のパドレス戦を欠場していたが、2試合ぶりの復帰を果たした。同僚の35歳のベテラン、ミゲル・ロハス内野手は大谷の加入によって、MVPトリオの一人のムーキー・ベッツ内野手に“異変”が起こっていると証言。ポッドキャスト番組内で「彼は恐れているんだ」と語っている。

米ポッドキャスト番組「クリス・ローズ・ローテーション」に出演したロハス。司会者クリス・ローズ氏は6日(日本時間7日)のマーリンズ戦で大谷は放った11号2ランに触れ「実況のジョー・デイビスはこの音を『ショットガンのようだ』と表現した。彼の表現は正解だったと思う。彼がボールを芯でとらえると明らかに違う音がする」と話すと、ロハスはこう語った。

「ああ、100%間違いない。全世界、全宇宙の人がショーヘイのホームランを見ているだろう?ただ僕は彼がアウトになったときも見ているんだ。彼が二塁へのライナーを放った。アウトだったけど、それが106マイルだ。しかもショットガンのような音がする」

実況の表現に同調したロハスは、大谷の前の打順のベッツの動きについても言及。「別の日には、ムーキーはビビってたんだ。彼は(走者として)一塁にいることが多いだろう? その時彼は第2リードを後ずさりながらとっていたんだ! 111マイルや118マイルの打球を当てられることを恐れているからね」とベッツが“速すぎる”大谷の打球を恐れ、一塁上でのリードが小さくなっていることも指摘した。

大谷の打球については「狂ってるよ! ある日にはレフトライナーを放つ。その時にまず私たちがすることは電光掲示板を見ることだ。なぜならその打球が108マイルだからね。彼からしたらただ手首を少しヒョイとしたくらいに感じているんだよ。これが彼がどれだけ選手として、またはアスリートとして凄いかを表している。彼がチームにいてくれてとてもうれしいよ」とロハスも驚くばかり。大谷の存在感はあらゆる方面でいい影響をもたらしているようだ。

THE ANSWER編集部

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