久保建英また先発落ちでベンチ要員に?“シュートを打った。それだけ”バルサ戦途中出場も完敗

久保建英(ロイター)

スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)は13日(日本時間14日)、下部組織に所属した古巣バルセロナ戦に途中出場。大きな見せ場はなく、試合は0―2で敗れた。

注目の一戦で、久保は2試合連続となるベンチスタートとなった。前節にゴールを決めるなど好調のFWベッカーが先発。前半23分、そのベッカーのシュートがゴールネットを揺らしたが、オフサイド判定。逆に前半40分、バルセロナのカウンターから最後は16歳のFWヤマルに左足で決められ先制点を許した。

1点を追うRソシエダードは後半25分、ベッカーに代わり久保を投入。さっそく左足で豪快なシュートを放ったが、相手GKに阻まれる。その後も得点機を生み出すことができず、チームは試合終了間際にPKを決められ0―2で敗れた。

久保について、スペインメディア「エルデスメルケ」は6を付け、「出場してすぐにシュートを放った。出場したときは目立っていた」と及第点。同「ムンド・デポルティボ」は「2試合連続の交代要員。出場するとすぐにシュートを打った。それだけ」と、活躍の場がなかったと評した。チームは来季の欧州リーグ(EL)出場圏外である7位に。アジアカップ(カタール)から2月にチームに復帰後、背中や大腿四頭筋などにトラブルが報じられている久保。果たしてこのままベンチ要員となってしまうのか。

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