ブレックス、無念の終戦 疲労と重圧で負の連鎖 千葉Jに93ー103、再延長で力尽く

第1クオーターからリードを許し、表情を曇らせるブレックスの選手たち=日環アリーナ栃木

 プロバスケットボールBリーグの年間王者を決める日本生命チャンピオンシップ(CS)は13日、宇都宮市の日環アリーナ栃木ほかで準々決勝の第3戦2試合が行われた。東地区1位の宇都宮ブレックスはワイルドカード下位の千葉Jに再延長の末に93-103で敗れ、通算1勝2敗で敗退した。

 優勝候補の筆頭が準々決勝で姿を消した。2度の延長に突入する死闘を演じたが、最後の最後で力尽きた宇都宮ブレックス。膝に手をついてうなだれる者、ただ一点をぼうぜんと見つめる者。「選手たちは本当に全てを出し切った。感謝しかない」。佐々宜央(さっさのりお)監督は声を震わせながら、言葉を絞り出した。

第3クオーター9分、ブレックスのジェレットがゴールを狙う=13日午後9時、宇都宮市西川田4丁目
第1クオーター3分、ブレックスのニュービルがシュートを決める=日環アリーナ栃木

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