U-17中国女子、日本戦黒星も韓国と対戦回避に安堵? 母国指摘「とても野蛮で朗報」

U-17中国女子チーム【写真:Getty Images】

U-17アジア杯の準決勝は日本×韓国、北朝鮮×中国が争う

U-17日本女子代表は、5月13日に行われたU-17女子アジアカップ・グループリーグ(GL)最終戦で中国に4-0で勝利し、3連勝でグループBを首位通過した。準決勝は日本×韓国、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)×中国となったなか、中国メディアは韓国との対戦を避けられたことをポジティブに捉えている。

日本は前半9分、DF菅原千嘉のクロスをFW佐藤ももサロワンウエキが合わせるも、シュートはゴールポストを直撃。しかし、その跳ね返りをMF福島望愛が押し込んで先制に成功した。さらに、後半29分にはMF菊地花奈が相手最終ラインの背後へ抜け出した流れから追加点を決めた。

さらに日本は後半41分、菊地が相手からボールカットしてGKとの1対1も制してチーム3点目を奪うと、試合終了間際にはコーナーキックからFW根津里莉日がヘディングシュートを決めて4-0と大勝した。

日本は3位以内のチームに与えられるU-17女子ワールドカップ(W杯)への出場権を懸け、16日の準決勝ではA組2位の韓国と対戦。もう一方のカードは、北朝鮮×中国となった。

中国大手メディア「SOHU」は、「日本女子はグループリーグ最終戦で中国女子を4-0で下し、グループ首位を獲得した。中国は強豪・日本に4失点の大敗を喫したものの、最初の2試合で連勝したため、グループ2位となった。準決勝では、中国はグループA首位の北朝鮮と、グループB首位の日本は韓国と対戦する。明らかに韓国は貧弱なチームだ」とし、準決勝で韓国との対戦を避けられたことをポジティブに捉えている。

「これは中国女子にとっては朗報かもしれない。なぜなら、韓国女子は(韓国)男子と同様に、とても野蛮だからだ。韓国と対戦すれば、選手の怪我につながる可能性が高い。韓国とフィリピンの1-1の試合を例に取ると、韓国はずっとリードされていたのに、なぜ同点に追い付くことができたのか? 後半、韓国の攻撃で、ボール保持者とフィリピンDFが接触した際、韓国女子のストライカーが直接ホールディングで、体勢を崩して動けなくなったフィリピンDFを潰し、ボールが韓国に渡ったためだ」

いずれにしても、U-17W杯出場権と国の威信を懸けた戦いは激しいものとなりそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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