5月13日開催された決算会見で、ヤオコーの川野澄人社長は「2025年3月期はヤオコー8店舗、エイヴィ1店舗を新規オープンする」と発表した。
ヤオコーは5月「武蔵浦和店」、6月「浦和三室店」、上期「久喜吉羽店」「東鷲宮店」、下期「渋川店」「川口SKIPシティ店」「新百合ヶ丘店」その他1店舗を出店する。
エイヴィは下期「平塚店」を開業予定だ。
2024年3月31日現在の店舗数は、グループ全体で205店舗(ヤオコー187店舗、エイヴイ13店舗、フーコット5店舗)。
<南北でパンの好みも違う>
※3月5日「ヤオコー川崎枡形店」で流通ニュース撮影
また、商品・販売施策を顧客のエリア・し好別に対応する南北政策に切り替えることも明らかにした。
川野社長は「シニア層の多い埼玉県など北関東、ヤングファミリーをターゲットとした南関東では、お客様が好む商品、反応が良い販促は違う。当社の商品・販促は従来全店一律だったが、売り場構成、販促施策、商品を現在、南北エリアで分けている。豚肉のニーズが強い北関東では豚肉の売り場を広くとっている。フランスパンのGUシリーズは南では若い人に人気だが、北での支持は高くないので、コロッケパンといった昔ながらの総菜パンを置くなど、個店経営を推進している」と述べた。
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