「罰金+半年間干された」 西大伍、過去の海外オファー辞退で直面した“仕打ち”を回想

西大伍が過去のオファーについて回想(写真は2023年のもの)【写真:Getty Images】

西大伍がスイスのルガーノからオファーがあったと回想

J3のいわてグルージャ盛岡(岩手)に所属する元日本代表DF西大伍が、自身の公式YouTubeチャンネルを更新。「雑談」トークを繰り広げるなかで、「過去の海外オファー」について振り返っている。

これまでコンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)、アルビレックス新潟、鹿島アントラーズ、ヴィッセル神戸、浦和レッズ、札幌と渡り歩き、2023年夏にJ3のいわてに期限付き移籍した西。今年から岩手に完全移籍し、ここまでリーグ11試合1得点を記録している。

鹿島時代には国内三大タイトル獲得を経験し、クラブ・ワールドカップ(W杯)でスペイン1部レアル・マドリードと対戦。日本代表でも2キャップを刻んだ熟練の36歳は、自身の公式YouTubeチャンネルで「なかなか日本を飛び出す機会に恵まれず、ここまで来てしまいましたからね」と振り返った。

西は同時に、「海外からのオファーはスイス2部のルガーノというところが結局、鹿島の時に来たところですね」と、過去に海外からオファーがあったことも明かしている。

「レンタル移籍だったんですけど、その当時。最初完全(移籍)ぽかったのでそれだったら行くよっていう話で考えていたけど、最終的にレンタルになって年俸もちょっと下がったりしたので、行くのはやめた。罰金+半年間干されるという仕打ちでしたね。半年間、メンバーにも入らなかった。今思うと凄いよな。まあ、でもああいうことがあって、また成長できたと思う」

向上心の強い西。この時は海外移籍こそ実現しなかったが、自身の成長にはプラスになっていると捉えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

© 株式会社Creative2