大谷翔平の80%は「みんなの125%」 同僚が一番驚いた能力「60%でも柵越え。クレイジーだよ」

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

ドジャースのミゲル・ロハス内野手が米ポッドキャスト番組に出演

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手を間近で見る同僚が、大谷の凄さを力説した。ミゲル・ロハス内野手が米ポッドキャスト番組に出演。一番驚いたこととしてバットスピードを挙げ、「彼の80%は僕たちの125%なんだ」と驚嘆している。

メジャーの世界で11年間プレーしているベテランの目からしても、大谷の打撃は異常のようだ。ロハスは米ポッドキャスト番組「ザ・クリス・ローズ・ローテーション」に出演。司会のクリス・ローズ氏から「毎日彼のことを見るようになって、彼の能力の中で何が一番驚きだったか?」と問われ、「スイングの速さだね」と即答した。

大谷は今季、開幕から8試合本塁打が出なかった。ロハスは「彼はもっと速くスイングしようとしていた。遠くに飛ばすためにね」と分析。「でも、彼は余計なバットスピードは必要ないんだ。すでに持っているから。彼の80%は僕たちみんなにとっての125%なんだ」と全力で振らなくても強烈な打球を放つことができる能力を「クレイジーだ」と評した。

「全てのエネルギーを使わなくていいから、この男は(投打)両方ができるんだ」と二刀流を実現できる要因でもあるとする。「60%のスイングでも、彼は柵越えを打てるんだ。逆方向でもセンターでもライトでもね。彼みたいな本塁打を打つために100%の完璧なスイングが必要な僕たち“普通の”選手と違ってね」と笑った。

ローズ氏は「普通の人間と違うってことだよね。それがどこの惑星だろうが、彼は少なくともこの惑星出身じゃないからね」と宇宙人だと言いたげ。ロハスは「彼は間違いなくGOAT(史上最高)だよ。オースティン・バーンズ(捕手)と僕はいつも畏敬の念を抱いていて、ユニコーンだとかGOATだと呼んでいるんだ。彼が史上最高だと知るにはもう十分なものを見てきたよ」と力説した。

THE ANSWER編集部

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