大谷翔平の秘めた能力に敵地放送席が驚愕「モーターが付いています」 ボテボテ打球を安打に変える激走

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

二塁手前へのボテボテのゴロ…快足ぶりに敵地は騒然

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地サンフランシスコで行われたジャイアンツ戦に「2番・DH」で出場し、5回の第3打席で二塁手前に適時内野安打を放った。敵地の放送席は大谷のスピードに驚愕。「モーターが付いています」と、ボテボテ打球を安打に変える能力を伝えている。

大谷は先発右腕ヒックスと対戦し、フルカウントからの打球は二塁手前へのぼてぼてのゴロ。血相を変えての激走に、二塁手はボールをキャッチに行くのが精いっぱいで一塁には投げられなかった。三走のベッツが生還し、ドジャースは2-3と1点差に迫った。

この激走のスピードに驚いたのが、ジャイアンツ側の放送局「NBCスポーツ・ベイエリア」の放送席だ。実況のデュアン・カイパー氏は「オオタニの素晴らしいスピード! そのパワーや投手としての能力から、最も評価されていないかもしれないスピードがドジャースに得点をもたらしました」と伝えた。

続けて解説のマイク・クルーコウ氏が「ロケットのような打球が飛んでくることを予期して、深く守っていました。綺麗な持ち替えをしないと間に合いません。彼は(身長)6フィート4インチ(=約193センチ)ですが、モーターがついています」と驚いている。

この試合、大谷は今季サンフランシスコへの初登場。ジャイアンツは昨オフFAとなった際に獲得に乗り出していたこともあり、スタンドからは盛大なブーイングで迎えられている。

THE ANSWER編集部

© 株式会社Creative2