【ドラディション】故吉江豊さんの追悼試合 5・24後楽園で開催「多大なる貢献に感謝を込め」

藤波辰爾(左)が立ち上げたドラディションの前進「無我」のメンバーだった吉江豊さん(2007年)

〝炎の飛龍〟藤波辰爾(70)率いる「ドラディション」は、24日の後楽園ホール大会で3月10日に急逝したフリーのプロレスラー・吉江豊さん(享年50)の追悼試合を開催すると発表した。第2試合の「吉江豊MEMORIAL」と題したタッグマッチでLEONAと三州ツバ吉が組み、倉島信行、田島久丸組と対戦する。

吉江さんは3月10日の全日本プロレス高崎大会に出場後に容体が急変。病院へ救急搬送されたが、そのまま帰らぬ人になった。藤波は2006年の無我ワールド立ち上げから吉江さんと縁が深く、ドラディションにも参戦していた。団体への多大なる貢献に感謝を込め、吉江さんの遺族の了承のもと今回の追悼試合が行われることになったという。試合後は追悼セレモニーも予定されている。

既報の同大会メインでは、藤波が永田裕志(新日本プロレス)、LEONAと組み、宮原健斗(全日本プロレス)、関本大介(大日本プロレス)、綾部蓮(全日本)と激突。セミでは越中詩郎、船木誠勝、AKIRA組が、長井満也、黒潮TOKYOジャパン、MAZADA組と対戦する。

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