ハリウッドの新進気鋭クリエイター、ジョン・クラシンスキーが贈る最新作、“子供にしか見えない存在”ブルーと少女の物語を描く『ブルー きみは大丈夫』が、6月14日(金)より公開される。このたび、監督とキャストが、もふもふブルー誕生までの道のりを語るインタビュー&メイキングが収められた特別映像が解禁となった。
もふもふ“ブルー”と少女の秘密の物語
本作の主演は、「デッドプール」シリーズや、『フリー・ガイ』(21)をはじめ、キレキレのユーモア溢れるキャラで世界中を虜にしてきたライアン・レイノルズと、「ウォーキング・デッド」シリーズのジュディス役で注目を集めた天才子役ケイリー・フレミング。監督は、「クワイエット・プレイス」シリーズで今までにない新たなジャンルを切り開いたジョン・クラシンスキーが担当。スティーヴ・カレル、マット・デイモンやエミリー・ブラントをはじめ豪華な俳優陣が、声優として集結したことも話題を集めている。
また、日本語吹替版の声優には、もふもふブルーの吹替を担当する宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、ブルーを助けるために立ち上がる少女ビーの声を数々のドラマや映画で活躍し注目を集める新世代のネクストブレイク女優の稲垣来泉が務めることが決定し、SNS上では「ブルーとビーの掛け合いが楽しみ!」といったコメントも寄せられ注目が集まっている。
「子供時代の夢や希望が詰まったタイムカプセル」
シチュエーション・スリラーの傑作「クワイエット・プレイス」シリーズでの大ヒットの記憶が新しいクラシンスキー監督だが、実生活ではハリウッド女優であり妻のエミリー・ブラントとの間に2人の幼い娘を持つ父親で、子供たちが幼い頃に想像した素晴らしい世界を自分が観客として観ていたことから着想を得たそう。クラシンスキー監督は映像内で「約7年前から“空想の友達”の映画を作りたかった」と前作とは全く違ったジャンルの映画作りへの想いを抱いていたことで、パープルブルーで大きなもふもふ姿をしたブルーをめぐる物語が誕生したことを明かしている。
本作のクラシンスキー監督が描く“空想の友達”は、自身を生み出した子供が大人になり、彼らを忘れてしまうことでその存在が消えてしまう運命にあるが、そんな中でブルーが出会ったのは、彼のような不思議な存在が見える少女ビー(ケイリー・フレミング)。大人だけどブルーが見える、ビーの隣人カル(ライアン・レイノルズ)の助けも借り、消えゆく“空想の友達”を助けようとするが———。
映像では、カラフルで個性豊かな“空想の友達”たち(中には透明な友達も!?)がのびのびと楽しそうに動き回る姿が収められており、そんなイマジネーションにあふれた本作についてライアンは、「ピクサー映画の実写版を作るイメージでこの映画を制作した」とその制作の過程を語る。
クラシンスキー監督はこの物語について、「心に傷を抱えた少女ビーが困難に立ち向かう中で不思議な存在たちが見えるようになる物語だ」と説明し、ビーとブルーが出会う事で起こる奇跡についてを予感させるとともに「空想の友達は子供時代の夢や希望が詰まったタイムカプセルさ」と子供時代からそばに寄り添ってくれる不思議な存在の魅力を伝える。
本作の魅力はそれだけに留まらず、ケイリーは「楽しくて、心が温かくなる」、ライアンは「(“空想の友達”は)無条件にずっとそばにいてくれる友達だ」、そしてクラシンスキー監督は「美しく素敵な存在を大人にも信じてほしい」とそれぞれに語り、かつて子供だったすべての人に向けてメッセージを贈った。果たして、少女ビーは、ブルーたちを消滅の危機から助けてあげることができるのか?ブルーと少女ビーたちに、どんな奇跡が待ち受けているのか目が離せない。
また、ライアンはプライベートではクラシンスキー監督同様に4児の子を持つ父親で、映像内ではクラシンスキー監督が“空想の友達”になってライアンを驚かしたり、和気あいあいと映画について話し合ったりする姿が収められており、ハリウッドをけん引するパパコンビが描く“空想の友達”たちが繰り広げる夢と感動が詰まった世界にワクワクが止まらない。
メイキング映像には、世界的人気アニメーション「怪盗グルー」シリーズのグルー役でおなじみのスティーヴ・カレルがブルーに声を吹き込む貴重なアフレコの様子も。マット・デイモン、エミリー・ブラント、サム・ロックウェルをはじめとする豪華声優キャストが息を吹き込む“空想の友達”たちの活躍にも目が離せない。
『ブルー きみは大丈夫』は6月14日(金)より公開