右腕切断の元投手、悪性腫瘍で亡くなった元近鉄の先輩を悼む「史上最高のリリーバー!」

元プロ野球・近鉄、中日投手の佐野慈紀氏が14日、自身のブログを更新。広島、近鉄で投手として活躍し、5日に悪性腫瘍のために62歳で亡くなった西武の投手育成アドバイザー・清川栄治さんをしのんだ。清川さんは83年にドラフト外で広島に入団し、91年に近鉄に移籍。98年に広島に復帰すると同年に現役を引退した。

佐野氏は「左のサイドハンドから投げ込むキレのあるボール。どんな場面でも淡々と投げる姿は我々に幾度となく勇気を与えてくれた。いつも優しく送り出してくれる笑顔は絶対忘れない。史上最高のリリーバー!」と投稿。

「悪性腫瘍ならかなりつらい闘病生活だったでしょう。安らかにどうかお眠りください。悲しい。佐野ー清川ー赤堀 鉄壁のリリーフの事 皆さん忘れないでください。ご冥福をお祈りいたします。清川さん!ありがとうございました。まださよならは言えないよ。。。」とチームメイトだった先輩を追悼した。

佐野氏自身は糖尿病の影響で感染症が悪化したため、1日に右腕の切断手術を行ったと自身のブログで報告。術後の経過も綴っている。

(よろず~ニュース編集部)

© 株式会社神戸新聞社