今永昇太、2つの牽制成功をカブス監督が絶賛「とてもいい仕事」 再び防御率0点台「ショウタはいい投球」

ブレーブス戦に先発登板したカブスの今永昇太【写真:ロイター】

強豪ブレーブス相手に5回無失点

米大リーグ、カブスの今永昇太投手は13日(日本時間14日)、敵地アトランタで行われたブレーブス戦に先発登板し5回を被安打7本、8奪三振で無失点。再び防御率を0点台(0.96)に下げ降板した。チームは0-2で敗れたものの、今永自身に勝敗はつかなかった。試合後カブスのクレイグ・カウンセル監督は「ショウタはいい投球をしていた」「勝つチャンスを与えてくれた」と手放しのほめようだ。

米イリノイ州の地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」の試合後番組によると、カウンセル監督は今永の投球を「ショウタはいい投球をしていた。相手は粘りを見せ、難しい打席を作っていた。いつもより不利なカウントになることが多かったが、それでも5回無失点。私たちに勝つチャンスを与えてくれた」と称えた。

7日のパドレス戦に続き、メジャーでの自身最多となる7本の安打を許した。さらに四球も今季最多の3つと、走者を背負っての投球が多かったことについても「(相手がブレーブスということもあり)予想されていたこと」としたうえで「彼は素晴らしく乗り切ってくれた。いい先発登板だった。これからシーズンを通してこういう登板になることも出てくる」と続けた。

特に初回、5回と2つの牽制を成功させたことについて「アクーニャは盗塁が非常にうまい走者。だからチャンスを生かさないといけない。彼(今永)は初回にとてもいい仕事をしてくれた。アルビーズの時は少し予想していたのか、うまくプレートを外してくれた」と高い技術に驚いた様子だった。

THE ANSWER編集部

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