Bリーグ 再昇格へ来季奮闘 岩手BB、盛岡市長表敬

内舘市長(左から3人目)を表敬訪問した岩手ビッグブルズの関係者

 2023―24シーズンのバスケットボール男子Bリーグ2部(B2)でB3降格が決まった岩手ビッグブルズの関係者は13日、盛岡市役所に内舘茂市長を表敬訪問し、再昇格に向け来季の健闘を誓った。

 水野哲志社長をはじめ、鈴木裕紀ヘッドコーチ、後藤翔平主将、門馬圭二郎選手らが訪問し、内舘市長と懇談した。

 6季ぶりにB2に復帰した岩手は、通算20勝40敗で自動降格圏(下位2チーム)の14チーム中13位となり、最下位の新潟と共にB3降格が確定した。

 内舘市長は「けが人が多かったが、鈴木ヘッドコーチの下で粘り強く頑張っていただいた。3月の東日本大震災復興試合にはお客さんもたくさん来て愛されていることを実感した」とねぎらった。鈴木ヘッドコーチは「後半にいくにつれて勝てる試合も増えてきたが、出だしのチームづくりが遅れてしまい、アドバンテージが取れなかった」と振り返った。

 懇談後、内舘市長にユニフォームが贈られた。後藤主将は「B3降格という結果になってしまったが、知り合いの選手からなぜ岩手が落ちるのか分からないという言葉もたくさん頂いた。また来季、B2昇格に向けてチーム一丸となって頑張っていきたい」と意気込みを語った。

© 岩手日日新聞社