氷結®mottainaiプロジェクトのCMで使われている音楽は?

氷結®のプロジェクト「氷結®mottainai」のCM「浜なし ドキュメント」篇が、5月7日よりキリンビールの公式チャンネルにて公開されています。

「氷結®mottainai」は、規格外などで青果販売できず廃棄を余儀なくされた果物を活用した取り組みで、第1弾は神奈川・横浜の特産品「浜なし」。CMでは、浜なし農家の鮫島さんが、「人間が決めた基準なんで果物にとっては関係ない」と残念そうに語っています。氷結は、美味しさは変わらないのに規格を外れたせいで販売されない「浜なし」を活用し、みずみずしいチューハイに。女性が風通しの良いベランダで「氷結®mottainai 浜なし」を飲む姿でCMは締めくくられ、“モッタイナイ!をおいしいに!”というプロジェクトのスローガンを伝える仕上がりとなっています。

このCMで使われている音楽は、アコースティック・オーケストラ、パスカルズによる「凪のお暇 メインテーマ」です。黒木華と高橋一生の主演で、2019年に放送され人気を博したTBS系ドラマ『凪のお暇』にて、主人公が自分探しにもがく姿や三角関係に揺れる姿を彩った同曲。アコーディオン、トイピアノ、弦楽器やリコーダーなどなど、多彩な楽器が賑やかに鳴らされつつも、ほのぼのとした温もりを感じさせます。同曲は、2019年に発売された「凪のお暇」オリジナル・サウンドトラックに収録されています。

パスカルズは、ロケット・マツを中心に1995年に結成。グループ名はフランスの音楽家、パスカル・コムラードに由来し、弦楽器や吹奏楽器に加え、おもちゃ楽器なども取り入れた、独特のユルさが魅力の楽団。たまの知久寿焼や石川浩司、カトゥラ・トゥラーナの松井亜由美、2020年惜しまれながら世を去った三木黄太など、多彩なバックボーンを持つメンバーが集結していることでも知られます。

また、これまで数多くの劇伴を手掛けており、最近では、知久寿焼も出演した2021年公開映画『川っぺりムコリッタ』やのん主演映画『さかなのこ』など、話題作も担当。今年は、4月13日より公開されている映画『日日芸術』のサントラも手掛けており、そのサントラ盤が5月5日にリリースされています。

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