苦手な敵地トッテナム戦も負けられないシティ、グアルディオラ監督「残された選択肢はただ1つ、勝つこと」

大一番に臨むグアルディオラ監督[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が重要な一戦を前に意気込んでいる。クラブ公式サイトが伝えた。

暫定首位のアーセナルと熾烈な優勝争いを繰り広げる中、直近のプレミアリーグ第37節フルアム戦を4-0の大勝で終えたシティ。14日に行われる第34節延期分ではトッテナムとの大一番に臨む。

アーセナルがマンチェスター・ユナイテッドとのビッグマッチを制したこともあり、最終節を前にした今回のトッテナム戦はタイトルの行方を大きく左右。もし敗れれば流れは大きくアーセナルに傾くが、当然グアルディオラ監督は勝利しか見ていない。

「私が言うことは明白だ。我々に残された選択肢はただ1つ、試合に勝つことだ。そこから我々は進んでいく」

「私には監督としての持論がある。昨日までやってきたことはもう終わったことだ。(プレミアリーグ直近4試合での)15ゴールはよくやっているし、ここに至るための勝ち点をもたらした。だが、明日試合を開始する時に追加の何かをもたらすわけではない」

「勝たなければプレミアリーグで優勝できないことはわかっている。彼らがどのようにチームとして機能しているかを正確に知ることは、我々がやらなければならないことだ」

そんなトッテナムの印象についてもグアルディオラ監督はコメント。4点ビハインドの状況から2点を返したリバプール戦を引き合いに出し、警戒を強めている。

「彼らへの要求はいつだって高いが、今シーズンは特にだ。別の監督と戦っていた過去よりも積極的になっている」

「彼らはとてもアグレッシブで、何が起ころうと問題ではない。アンフィールドでは0-4で負けていたが、自分たちのゲームプランを実行し続け、自分たちの信念を貫いた」

「難しい部分はそこにある。しかし同時に、我々が何のためにプレーしているのかもわかっている。彼らにホームでチャンスを与えてしまうかどうかは我々次第だ。それが我々の考え方だ」

また、トッテナムが本拠地を移した2019年以降、シティはアウェイでリーグ戦4連敗中。1月のFAカップでようやく白星を得たが、今度はプレミアリーグでトッテナム・ホットスパースタジアム初勝利を狙う。

「試合に勝つことだけを考えている。こういった類の試合では、自らの仕事やプロセス、自分たちのやるべきことに集中した方が良い」

「他の状況については頭にない。やるべきことをやるだけだ。我々がなんのために戦っているかは誰もが理解している」

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