LINEの文章に「。」は“マルハラ”に ハラスメントは「捉え方に世代間ギャップがある」

『ななにー』に出演した稲垣吾郎(左)と香取慎吾【写真:(C)AbemaTV, Inc.】

テーマは「あなたもやってるかも?令和のハラスメントSP」

新しい地図の稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が12日放送のABEMA『ななにー 地下ABEMA』#25に出演し、ハラスメントについて言及した。

この日のテーマは「あなたもやってるかも?令和のハラスメントSP」だった。ハラスメントに詳しい専門家が登場し、“令和ハラスメント”の実情に迫った。スタジオにはEXIT、キャイ~ン、みちょぱ(池田美優)、アンミカ、クロちゃん(安田大サーカス)が出演した。

日本で最初に登場したハラスメントは“セクシュアル・ハラスメント”。1989年に日本で初めてセクハラを争点とした裁判が行われ、一気に“セクシュアル・ハラスメント”という言葉が広がった。その年の流行語大賞 新語部門で金賞となった。2001年に“パワー・ハラスメント”という造語が生まれた。

キャイ~ンの天野ひろゆきは「日本なんだ! パワー・ハラスメントって」と驚いた。専門家は「令和は大ハラスメント時代」と宣言した。

専門家が監修したハラスメントマップは、SNSのソーハラ、フォトハラ、職場のモラハラなど、さまざまなジャンルに分かれた。街の声でも「LINEの文章の最後に『。』をつける。店長とかから『。』をつけられると怖いな」という意見があった。これはコミュニケーションの“マルハラ”に該当していた。

アンミカは「句読点はちゃんとしている大人の文章って思い込んでいますよね」といい、稲垣も「(つけないと)逆に失礼かなと思う」と伝えた。

香取は「SNS始めたときに『、』とか『。』をつけないでいたかった。SNSに『、』とか『。』を入れると、堅い文章に見える」と使い分けしていることをアピールした。

ハラスメントの定義についてもアンミカは「誰かが不快だなと感じたら配慮が足りないってことでそれはハラスメント?」と質問。専門家は「ハラスメントは2つ捉え方があっていじめ・嫌がらせが大きく捉えると人権侵害。もう1つは不快だと感じたらハラスメント。両方ある。若い人は不快だと感じたらハラスメント。例えば企業で働く管理職の人は違法行為や不当行為、こういうのはハラスメントであってそれ以外はハラスメントじゃないっていうことで捉え方に世代間ギャップがある」と分析した。ENCOUNT編集部

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