「誰!?」草彅剛 主演作ポスターへの声に回答「迫力つよしです!」

俳優・草なぎ剛(49)が14日、赤城神社(東京都新宿区)で行われた、映画「碁盤斬り」(17日から全国公開)の大ヒット祈願イベントに、女優の清原果耶(22)、白石和彌監督とともに登場した。

同映画は草なぎ演じる冤罪事件に巻き込まれた浪人・柳田格之進を中心に展開。父として、武士としての誇りを掛けた「復讐」を描く「リベンジ・エンターテインメント」作品だ。

この日は黒色の和装で登場した。ヒットを祈願し、都内の赤城神社・本殿で祈祷を行ったあとに報道陣の前に現れ「天気が素晴らしくて。天がこの作品を応援してくれてるのかな」と5月の快晴の下でさわやかな笑顔を見せた。

また、ポスターに使われている横顔ショットが「草なぎに見えない」と話題を呼んでいるが「役に入ってる僕は違うのでね!」と自信満々に話すと「〝迫力つよし〟です!」とおどけ、報道陣の笑いを誘った。

自身の娘役を演じた・清原とは初共演だ。清原の印象を聞かれると「毎日新鮮で〝清原オーラ〟が違って、清原さんだけに清らかで純粋。それでいて大人な面も持ち合わせている。バランスが絶妙で、父ながら毎日ドキドキさせてもらいました」とニヤリ。清原も嬉しそうな表情で聞き入っていた。

同作はすでにイタリアの映画祭で批評家からの高評価を集め受賞を果たしている。そんな海外からの評価に「うれしい」と顔をほころばせるも、国内の時代劇の人気低下には危機感を持っているという。「日本の文化でもある時代劇。それに出演するのは光栄だし、日本が作るものを絶やしたくない」と力強く語り、同作もぜひ見てほしいと呼びかけた。

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