山本4失点もドジャースが延長戦を制す 大谷スタメン復帰で2安打

【ドジャース6-4ジャイアンツ】延長10回タイブレーク@オラクル・パーク

日本時間5月14日、ナ・リーグ西地区の首位を快走するドジャースは敵地オラクル・パークでのジャイアンツ3連戦がスタート。その初戦は4対4の同点で迎えた10回表にウィル・スミスのタイムリー二塁打で2点を勝ち越して6対4で勝利を収めた。ドジャース5番手のブレイク・トライネンが今季初勝利(0敗)を挙げ、6番手のJ・P・ファイアライゼンは今季初セーブを記録。ジャイアンツ6番手のテイラー・ロジャースは10回表に勝ち越し打を浴び、2敗目(1勝)を喫した。

ドジャースは初回にムーキー・ベッツの通算50本目となる先頭打者アーチ(今季7号)で先制。しかし、先発の山本由伸が2回裏に一死1・2塁のピンチを招くと、ルイス・マトスに投じた初球のカーブが高く浮き、1号逆転3ランを浴びた。5回表二死3塁から大谷翔平のタイムリーで1点を返し、6回表にはギャビン・ラックスのタイムリー二塁打で追いついたドジャースだが、山本は6回裏に2つの四球でピンチを招き、エリオット・ラモスに勝ち越しタイムリーを浴びて降板。6回裏二死まで84球を投げ、被安打5(うち被本塁打1)、奪三振6、与四球2、失点4という内容で、5試合ぶりに6イニングを投げ切れなかった。

ドジャースは勝ち越された直後の7回裏、代打キケ・ヘルナンデスが2号ソロを放ち、4対4の同点に。試合はそのまま延長タイブレークに突入し、10回表一死1・2塁からスミスのタイムリー二塁打で2点を勝ち越したドジャースが勝利した。山本は2敗目を回避し、今季の防御率は3.21に。2試合ぶりのスタメン復帰となった大谷は「2番・DH」で5打数2安打1打点を記録し、今季の打撃成績を打率.354、出塁率.422、OPS1.081とした。なお、2位パドレスが最下位ロッキーズに敗れたため、ドジャースは2位とのゲーム差を6.5に広げている。

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