2024年4月クールの春ドラマ、初回放送の注目度ランキングTOP3を発表< 地上波編 >視聴者をくぎづけにしたドラマとは? / Screens

家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を測るREVISIO株式会社(東京都千代田区、以下REVISIO)は、2024年4月にスタートした春ドラマについて、初回放送での注目度ランキングTOP3を作成し、人気の傾向を分析した。 ※注目度が高いとは、テレビの前の視聴者がくぎづけになっていたことを表す。

<1位は日曜劇場『アンチヒーロー』>

2024年4月クールにスタートしたドラマで、プライム帯(20時~22時30分に放送開始)に放送されているドラマをピックアップ(※)し、REVISIO独自の注目度という指標によって初回放送の「注目度ランキングTOP3」を作成。その結果、個人全体、男性の1位は日曜劇場『アンチヒーロー』であった。

※全てのドラマが対象ではない

個人全体で1~3位になったドラマはこちら

■1位:日曜劇場『アンチヒーロー』 出演:長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎他 個人全体の注目度:65.2%
注目度1位に輝いたのは、TBS日曜劇場枠の新作ドラマ『アンチヒーロー』。主演の長谷川博己が演じるのは、犯罪者でさえも無罪に導く危険な弁護士の明墨(あきずみ)正樹。彼を中心に、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎など豪華キャストが集結し、スリリングな物語が繰り広げられる。
キャスト陣の熱演が光るダークで緊張感あふれるストーリー展開が、ドラマファンを魅了したことから注目度1位の座に躍り出た。

また世帯視聴率ランキングでも、平均11.8%を獲得し1位に。好調な滑り出しとなっている。

TVerで『アンチヒーロー』を見る

■2位:『Believe−君にかける橋−』 出演:木村拓哉、竹内涼真、山本舞香、一ノ瀬颯、北大路欣也(特別出演)、上川隆也(友情出演)、斎藤工、小日向文世、天海祐希他
個人全体の注目度:63.6%
木村拓哉主演の話題作『Believe-君にかける橋』が、注目度2位を獲得。本作は、東京都の一大プロジェクト「龍神大橋」を舞台に、主人公・狩山陸(木村拓哉)の苦悩と再生を描いた感動のヒューマンドラマである。

『BG~身辺警護人~』のチームが再び結集し、脚本は井上由美子が担当。希望と再生をテーマに、事件の真相と人間ドラマが絶妙に絡み合う本作は、初回放送の見逃し配信再生回数が4日間で200万回を突破するなど、女性を中心に63.6%の高い注目度を集めている。世帯視聴率でも8.1%と、2位にランクイン。

TVerで『Believe−君にかける橋−』を見る

■3位:『ブルーモーメント』 出演:山下智久、出口夏希、水上恒司、岡部大、仁村紗和、ワタナベケイスケ、玉田志織、夏帆、平岩紙、音尾琢真、田中圭、本田翼、真矢ミキ、舘ひろし他
個人全体の注目度:63.2%
『ブルーモーメント』は、山下智久が主演を務める注目のドラマである。山下の民放ドラマの主演は5年ぶり、フジテレビ作品は『コード・ブルー』以来7年ぶりの出演。

山下演じる天才気象研究官・晴原柑九朗が、特別災害対策本部(SDM)の一員として人命救助に挑む姿が描かれる。彼の助手となる雲田彩を演じるのは出口夏希。物語は、気象災害による人命救助がテーマで、コミックが原作。ドラマは男女問わず注目されており、男性注目度で3位、女性で4位と高評価。

山下が新たなヒーローを演じる本作は、気象災害に立ち向かう熱いストーリーと、キャラクターたちの関係性が見どころだ。視聴者を引き込む展開に、今後も期待が高まる。

TVerで『ブルーモーメント』を見る

今回分析に利用した指標について

注目度について
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表す。シーンに注目している度合いがわかる。

(参考:2023年下半期におけるドラマジャンル(プライム帯)の平均注目度は個人全体61.4%/男性:60.4%/女性:62.3%)

4位以下のランキングについては、REVISIO視聴質ブログ(https://revisio.co.jp/blog/Iy-J-rtA)で紹介。視聴者がテレビに目線をどれだけ向けたかという視聴データを独自に取得しているREVISIO。今後も注目のテレビ番組やCMの分析を行う予定。

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