もはや大谷翔平に驚かず「できないことない」 快速内野安打に指揮官「誰よりも速い」

5回に適時内野安打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

敵地・ジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で復帰…早速2安打の活躍

■ドジャース 6ー4 ジャイアンツ(日本時間14日・サンフランシスコ)

ドジャース・大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地・ジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で出場し、5打数2安打1打点だった。腰の張りからの復帰戦で早速、足で適時内野安打をもぎ取る場面も。デーブ・ロバーツ監督は「そういう選手だと知っているから、もう驚かないよ」と当たり前だと言わんばかりの表情を見せた。

前日12日(同13日)の敵地・パドレス戦は腰の張りで欠場していたが、初回の第1打席で右安打を放った。さらに、5回にはボテボテの二塁への当たりで激走。俊足を生かして適時内野安打とした。5打数2安打1打点で打率は.354に上昇させた。

結果的にチームは延長戦の末逆転。6回途中5安打4失点で降板した山本由伸投手の黒星は消え、カード初戦を勝利で飾った。指揮官は「ショウヘイはありとあらゆる方法で(相手を)破ることができる」と勝利への貢献する姿勢に感謝した。

ここまでチームトップタイの打率.354、11本塁打、9盗塁。指揮官に驚きはなかった。それでも「彼を評価すると、誰よりも(ボールを)遠くまで飛ばす。健康であれば、誰よりもいい肩をもっている。そして、誰よりも速い。彼にできないことはないよ」と賛辞を惜しまなかった。(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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