米公式によるサイ・ヤング賞の模擬投票 今永昇太がナ・リーグ3位

日本時間5月14日、米公式サイト「MLB.com」はサイ・ヤング賞の模擬投票の最新結果を発表した。今回の投票には41人の有識者が参加し、現時点の成績だけでなく「シーズンの残りで何が起こるか」を予想したうえで投票が行われている。1位票5ポイント、2位票4ポイント、3位票3ポイント、4位票2ポイント、5位票1ポイントで集計され、ア・リーグはタリック・スクーバル(タイガース)、ナ・リーグはザック・ウィーラー(フィリーズ)がトップに。今永昇太(カブス)はナ・リーグ3位となった。

シーズンが始まってまだ4分の1程度ということもあり、多くの投手に票が分散する結果となっている。ア・リーグは19人、ナ・リーグは16人の投手が少なくとも1ポイントを獲得。そんななか、ア・リーグは今季ここまで8先発で5勝0敗、防御率2.02、60奪三振、WHIP0.86の好成績を残しているスクーバルが41人中32人から1位票を集め、総合ポイントでも1位となった。

ナ・リーグは今季ここまで9先発で4勝3敗ながら防御率2.53、65奪三振、WHIP0.99と支配的なピッチングを見せているウィーラーが1位に。41人中19人から1位票を獲得した。8先発で5勝0敗、防御率0.96という大活躍を見せている今永は3位にランクイン。ただし、1位票の票数では2位のタイラー・グラスノー(ドジャース)を上回り、ナ・リーグで2番目に多い9票を集めた(グラスノーは8票)。スクーバルが圧倒的支持を集めたア・リーグに比べると、ナ・リーグは4位のディラン・シース(パドレス)、5位のレンジャー・スアレス(フィリーズ)など、ほかにも有力候補がおり、混戦模様となっている。

米公式サイト「MLB.com」によるサイ・ヤング賞の模擬投票の最新結果は以下の通り。

◆ア・リーグ
1位 タリック・スクーバル(タイガース)
2位 コービン・バーンズ(オリオールズ)
3位 パブロ・ロペス(ツインズ)
4位 ローガン・ギルバート(マリナーズ)
5位 カッター・クロフォード(レッドソックス)

その他の得票者
セス・ルーゴ(ロイヤルズ)、タナー・ハウク(レッドソックス)、ルイス・カスティーヨ(マリナーズ)、コール・レイガンス(ロイヤルズ)、ロネル・ブランコ(アストロズ)、ブライス・ミラー(マリナーズ)、ホセ・ベリオス(ブルージェイズ)、ジョージ・カービー(マリナーズ)、ブレイディ・シンガー(ロイヤルズ)、ネイサン・イオバルディ(レンジャーズ)、菊池雄星(ブルージェイズ)、ケビン・ゴーズマン(ブルージェイズ)、メイソン・ミラー(アスレチックス)、ジョー・ライアン(ツインズ)

◆ナ・リーグ
1位 ザック・ウィーラー(フィリーズ)
2位 タイラー・グラスノー(ドジャース)
3位 今永昇太(カブス)
4位 ディラン・シース(パドレス)
5位 レンジャー・スアレス(フィリーズ)

その他の得票者
山本由伸(ドジャース)、レイナルド・ロペス(ブレーブス)、マックス・フリード(ブレーブス)、ザック・ギャレン(ダイヤモンドバックス)、フレディ・ペラルタ(ブリュワーズ)、クリス・セール(ブレーブス)、ローガン・ウェブ(ジャイアンツ)、トレバー・ウィリアムス(ナショナルズ)、ハビアー・アサッド(カブス)、ソニー・グレイ(カージナルス)、ポール・スキーンズ(パイレーツ)

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