「準備はしていた」10回目のメジャー 金谷拓実は大会前週に出場決定

練習ラウンドを18ホール回った金谷拓実(撮影/服部謙二郎)

◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 事前情報(13日)◇バルハラGC(ケンタッキー州)◇7609yd(パー71)

金谷拓実は2年ぶりに「全米プロ」の舞台に返ってきた。2021年、22年に続く3回目の出場は「(前週の)火曜日くらいに決まった」という。慌ただしく荷造りをしてきたようで、「準備はしていました。思ったよりも早く招待が来た。ギリギリだったらまたしんどかった」とポジティブな気持ちでいる。

直前の世界ランキングで上位100位前後までの選手がフィールドに選ばれるのが大会の慣例。112位の金谷は米国入り翌日の12日(日)にコースの練習場で調整し、この日18ホールの練習ラウンドを行った。グリーンは「キレイで、まだ軟らかい」状態。残された2日間での変化への対応がカギを握りそうだ。

18ホールの練習ラウンド後にサインをする(撮影/服部謙二郎)

1月からPGAツアー1試合、アジアンツアーに3試合出場。3月の国内ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」でさっそくシーズン初勝利を飾り、直近の「中日クラウンズ」は6位で終えた。調子は「悪くないと思います」と言える。

今大会がキャリアでメジャー10戦目。予選通過はアマチュア時代の2019年「マスターズ」だけだ。「どの試合も変わらないので自分らしいプレーをしたい。いつも通り」。まずはプロとしてメジャーの週末を戦いたい。

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