リゾ、パレスチナの惨状や米大学での抗議活動に対する思いを語る

パレスチナ、スーダン、コンゴ民主共和国での壊滅的な暴力、大量虐殺、そして飢餓について多くの有名人が声を上げる中、現地時間2024年5月13日にリゾがインスタグラムで自身の思いを共有した。

インスタに投稿された動画で彼女は、「世界中で大量虐殺されている人々、特にパレスチナ、スーダン、コンゴの人々の解放と自由を助けるために精力的に活動している活動家たちに少し時間を取って個人的にお礼を言いたいです」とカメラ目線で話し、「活動家と密接に仕事をしてきた者として、それが精神的にも肉体的にも負担になることを知っていますし、感謝されないと感じることもありますから、今日(この言葉を)聞いていなければ、ありがとう。皆さんの仕事は決して無駄ではありません。多くの人々を助け、文字どおりの命を救い、個人的なことを言えば、私を活性化してくれました」と続けた。

リゾは昨年、“深くて暗いうつ状態”にあり、“メンタルヘルスの危機や発作”が何度かあった”と付け加え、その結果、「何も処理できず、何も対処できない感情状態に陥った。とても暗かった」と振り返った。

彼女は、「言い訳のために言ってるんじゃないですし、同情してほしいわけでもありません。ただ、長い間皆さんに対して率直でいられませんでした。このことを皆さんと分かち合いたいとずっと思っていました。私の人生にいる、私を愛して気にかけてくれる人たちのおかげでこの暗い空間から抜け出すことができました。彼らに感謝していますし、インターネット上の人たちからの親切な言葉が私をやる気にさせてくれましたが、私が目にしてきた社会運動も非常にやる気を起こさせるものでした。皆さんのおかげで、腰を上げて自分らしさを取り戻そうという気になれました」と話している。

リゾは最後に、大学のキャンパスで精力的に抗議活動を続けている学生たちや、“Operation Olive Branch”(オリーブの枝作戦)のような、苦境にあるパレスチナの家族と人々を直接つなぐ活動をしている団体にエールを送り、メッセージを締めくくった。「私は活動家たちと連絡を取り合い、どのような支援ができるかを模索しています。世界で現在も続いている大量虐殺(の犠牲者たち)をどのように支援できるのか、さらなる情報をまた発信します。私たち皆が自由になるまで、私たちは自由ではないのだから」と彼女は語っている。

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