マクドナルド中国、食材の消費期限ラベル貼り換えにコメント=中国ネット「中国の食品安全は崩壊」

13日、中国のSNS微博で、河南省にあるマクドナルド店舗が食品の品質保持期限ラベルを改ざんするなどの不正行為が行われていたとして注目を集めた。

2024年5月13日、中国のSNS微博で、河南省にあるマクドナルド店舗が食品の品質保持期限ラベルを改ざんするなどの不正行為が行われていたとして注目を集めた。

新京報が13日に報じたところによると、同省内にあるマクドナルド2店舗のキッチンで今年3〜4月にかけて、品質保持期限を改ざんしたラベルの貼り換えや、品質保持期限切れの食材を使う、期限切れの食品を販売する、材料の目減りをする、揚げ油の品質が許容基準を逸脱していたといった疑惑が記者の調査により浮上した。

梨視頻によると、この報道が出た同日夜にマクドナルド中国が「近頃のメディア報道について」と題した声明を発表。「現地の市場監督管理当局による調査に積極的に協力しています。いかなる違反行為に対しても厳しく処理します。今回の件に関係する店舗で生じた影響について深く謝罪いたします」とコメントした。

なお、問題が発覚したうちの1店舗は、同省済南市にある大学の店舗だったという。

この件について、中国のネットユーザーは「果たしてどのくらいの期間にわたってこんなことをしていたのか」「マクドナルドがますます食べにくくなるなあ」「製品のサイズが小さくなっているし、値段も高すぎる」「外国ブランドは中国に来ると基準のハードルが下がる」「この声明を見る限り、まだ不正を認めたわけではないんだな」「マクドナルドですらこんなことをやってるのだから、中国の食品の安全は崩壊してる」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)

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