72歳のさだまさし「何回、何年やれるかとの戦い」 歌手活動の“締めくくり”に言及

イベントに出席したさだまさし【写真:ENCOUNT編集部】

来週から今年のコンサートツアーを開催

シンガー・ソングライターのさだまさしが14日、都内で行われた「60歳からのRSウイルス感染症予防啓発プロジェクト」アンバサダー就任発表会に出席。自身のアーティスト活動の締めくくりに触れた。

72歳のさだは、今月から今年のコンサートツアーを開始する。「来週ですね。来週からツアーがスタート。まだ、リハ(ーサル)やってない。セットリストもまだ確定してないような状況。大丈夫なんですかね? ちょっと不安ですね。めちゃくちゃ不安ですね」と繰り返し、胸中を吐露。

次いで「(アーティスト活動)50周年が去年だった。今年はデビューしてから51年目。常に、記念年の翌年ってすごく大切なんですよね。本当にこの1年が積み重ね。もう、僕の年齢になりますと、あとは何回、何年やれるかというのと戦いになる。1年ごとが本当に記念年になりますね」と語った。

本発表会の司会を務めた元TBSのフリーアナウンサー・渡辺真理から「人生100年時代ですから、あと50回ほど……」と提案されると、さだは「うわっ……!」と悲鳴にも似た声を漏らした。

本発表会では、さだにアンバサダー就任を記念した特大名刺の授与した他、15日より放送される新テレビCM「気にしてくださいRSV 60歳以上は予防接種も」篇を初披露。さらに、同CMにも採用されている、さだによるRSウイルス感染症啓発の新曲『Believe』を生歌唱した。ENCOUNT編集部

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