ロナウド会長率いるスペイン2部バジャドリー、マドリー&バルセロナら熱視線の17歳アルヌと契約延長へ

レアル・バジャドリーの会長は、“怪物”または“本家”ロナウド[写真:Getty Images]

レアル・バジャドリーの17歳逸材が契約延長へ。スペイン『Relevo』が伝える。

“怪物”または“本家”ロナウド氏がオーナー兼会長を務め、現在セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)首位でラ・リーガ昇格の期待が膨らむバジャドリー。

直近のセグンダ第39節・エスパニョール戦(12日)は0-0ドローと勝ち点1の積み上げにとどまったが、この勝ち点1によって首位浮上。一方で、この一戦では下部組織所属の17歳が途中出場からトップチームデビューを飾った。

若武者の名前はアドリアン・アルヌ。

2007年生まれの17歳はバレンシア生まれで、ポジションはセンターフォワード。“人材の宝庫”U-17スペイン代表でエースに君臨するダイヤの原石だ。

『Relevo』はそのプレースタイルも紹介。185cmのストライカーはチャンスメイクへの協力を口にしない“現代型”で、スペースが与えられれば快足を飛ばしてゴールへ直進。明確な利き足はないとのことだ。

表題の通り、バジャドリーは将来性豊かな17歳FWアルヌとの契約交渉が水面下で成功。まだBチーム所属も、25年6月までの契約を、27年6月まで延長する運びとなったようだ。

その裏では、「ヨーロッパの半分がアルヌを追いかけている」という。

判明しているだけでも、ロナウド会長の古巣レアル・マドリー、バルセロナ、ミラン、またユベントスがアルヌ目的でバジャドリーへスカウトを送り込んでいるとされる。

今回、プロデビュー即ゴールは叶わなかったアルヌだが、順当にいけば来季のバジャドリーはラ・リーガへ昇格。アドリアン・アルヌ、この名前を覚えておいて損はないかもしれない。

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