水原一平ドラマは「フライング」とデーブ・スペクター 宮根誠司も「現実的ではない」

デーブと宮根

日本テレビ系の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」で14日、ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告の違法賭博事件がアメリカでテレビドラマ化されるという話題を取り上げた。

アメリカの映画製作・配給会社のライオンズゲートは、水原被告の違法賭博事件をテレビドラマとして制作すると発表し、話題になっている。

ただドラマ化について同番組は、ここに来て懐疑的な声も上がっていると指摘。MCの宮根誠司が「MLBがいくらおカネ積まれても、ドジャースとかエンゼルスのユニホームを『使っていいよ』なんて言うのは、ちょっと現実的ではない」と話すと、コメンテーターのデーブ・スペクター氏も「考えにくいですよね。まして球場をロケとして貸すことも考えにくいですよ。オフシーズンであっても」と話した。

そうなると設定を架空のものにして、ドジャースやエンゼルスという実在する球団の名を出さずにドラマ化することも考えられなくはないが、デーブ氏は「フィクションみたいに架空のものにしたら、(実在する球団が登場するものと)比べたら、説得力が全くないわけですよね」と指摘した。

「ドラマ化はかなりフライングしてしまっている」と言うデーブ氏は「もともとスクープした、スポーツ専門のESPNが、本格的なドキュメンタリー、まず作ったらいいのではないか」と提案した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社