OpenAI、ChatGPTのMacアプリ公開。Macのカメラやスクショ、写真ライブラリにもアクセスし音声対話可能

OpenAI、ChatGPTのMacアプリ公開。Macのカメラやスクショ、写真ライブラリにもアクセスし音声対話可能

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OpenAIは5月14日、ChatGPTのGPT-4oを使えるマルチモーダルなMacアプリを公開しました。chat.openai.comにアクセスしてダウンロードリンクが表示されれば利用できます(現在利用できるユーザーはPlusプランの購読者のみ)。ChatGPTアプリはこれでiPhone、Androidに続いてMac版が公開されたことになります。Windows版は年内に登場予定です。

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機能としてはiPhoneアプリと同様で、現状ではGPT-4oの音声モデルや、カメラの映像を見ながら音声で対話したりといったことはできません。使われている音声モデルも、従来のものと同じで、遮られても会話をスムーズに続けたりといった機能は実装されていません。歌うこともできません。

しかし、Macを利用中にキーボードショートカットでChatGPTを呼び出し、Macのカメラにアクセスして撮影したものの説明を求めたり、スクリーンショットや添付画像をアップロードしてそれについて会話をしたりといったことは可能です。

▲クリップアイコンをクリックすると、画像やファイルをアップロードできる

▲Macのカメラにアクセスして写真撮影できる

iPhoneなどで撮影した写真ライブラリにアクセスすることもできます。

macOS版ChatGPTアプリは、キーボードショートカットをアサインでき(デフォルトはOption + Space)、Mac利用中にいつでも呼び出しが可能。ChatGPTウィンドウを常に前面に出すオプションもあります。

iPhone版と同様に、音声のみでの対話ができます。ただし、GPT-4oのデモにあったようにChatGPTが話をしている途中で遮って別の話をしても、それはChatGPTに届きません。

▲話を中断するには、画面をクリックする必要がある

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