【中継】強盗致傷事件 男らは現在も逃走中 日本語に不慣れな様子で「カネ」を連呼 外国人による犯行の可能性も・福島

【現在も逃走中】「知らない人たちが入ってきて…」南会津町の1人暮らしの女性宅に男数人が押し入る強盗致傷事件…現金1万数千円を奪われる 手首に軽いけが【福島県】

14日未明、南会津町の民家に複数の男が押し入り、現金を奪って逃走する事件がありました。男らは、現在も逃走中です。

14日のゴジてれChu!1部でお伝えした、福島中央テレビ・河岸修登アナウンサーの中継です。

南会津町の事件があった現場は、周囲に田んぼが広がり、住宅が点在する場所です。

街灯も少なく、夜は、真っ暗になるということです。

赤い屋根の住宅に、被害者の女性は1人で就寝中だったということです。

事件があったのは、南会津町藤生の山間にある住宅で、14日午前1時ごろ、「知らない人たちが入ってきて、金を取られた」とこの家に1人で住む60代の女性から警察に通報がありました。

警察によりますと、女性が寝ていたところ、複数の男が民家に押し入り、女性の手足を粘着テープで縛ったうえで、現金1万数千円を奪ったということです。

男らが逃走したあと、女性は自力で近くの住民に助けを求めました。

女性は、縛られたことで手首にけがをしたということです。

■近くに住む人は

「びっくり。いまだかつて例がない」

■近くに住む人は

「いつ自分の身に起きるか、わからないことだから早く捕まって欲しいです。本当に。」

男らは、いまも逃走していて、警察は、強盗致傷事件として男らの行方を追っています。

午後4時現在も、現場周辺には警察の捜査車両などがあり、立ち入りが、規制されています。

女性から助けを求められた近所の住民に話を聞きますと、被害にあった女性は目と口にも粘着テープが貼られていたということで、事件当時、男らからは、「金ないのか。金出せ」と何度も「脅された」と話していたということです。

また、警察によりますと、男らは、日本語に不慣れな様子で「カネ」「カネ」と連呼していたということで、外国人による犯行の可能性もあるとみて捜査を進めています。

今回のように、住民を縛って現金などを奪う強盗事件が、4月30日に栃木県、5月6日に長野県、5月8日に群馬県で相次いで発生しています。

3県に共通しているのは、(1)被害にあった場所は「山間部の民家」、(2)住民を縛って現金などを奪うという手口です。

福島県警によりますと、手口の詳細や関連を調べ、場合によっては、4県共同で捜査になる可能性もあるということです。

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