65歳以上「孤独死」年6.8万人という数字に大竹まこと「対処の仕方があるのか」と戸惑いを隠せず

5月14日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、65歳以上「孤独死」年6.8万人という朝日新聞の記事を紹介し、孤独死の受け止め方や社会システムの今後の在り方について出演者がそれぞれの意見を述べた。

番組では当日の朝日新聞朝刊の一面記事を紹介した。記事によると今年1~3月に自宅で亡くなった一人暮らしの人が全国で計2万1716人確認され、うち65歳以上の高齢者が約1万7千人で8割近くを占めたことから、年間の65歳以上の「孤独死」数は約6万8千人と推計されると政府が明らかにしたとある。

番組パーソナリティの大竹まことは、少子高齢化が進む日本の現状を考えると果たして問題の対処の仕方があるのだろうかと、数字の大きさに戸惑いを隠せなかった。

フリーライターの武田砂鉄氏もこの数字の大きさに驚きつつ、データが出ることは良いことだとし、この数字を基に行政が今後どのように対応していくのかを考えなければならないと発言した。

また番組パートナーの小島慶子は、これまでの日本は「人は家族の中で生きている」という前提で社会システムが構築されていたが、今後は人が一人でも生きていけるという社会の仕組みを整えていくべきなのではないかと話した。

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