架空の行政組織「處内省」のCM映像が怖い……YouTubeで観る昭和風ホラーに注目

見るものの恐怖を掻き立てる、フィクションの大定番・ホラー

“怖いもの見たさ”という言葉もあるように、本来見たくない筈なのについつい見てしまいたくなる、そんな人間の矛盾した願望が反映されているジャンルです。

インターネット上でも怪談・都市伝説や「意味が分かると怖い話(意味怖)」など、様々なホラー作品が創作されてきました。

そして現在、架空の政府機関のコマーシャル映像という体裁をとった昭和風のホラー作品シリーズが、YouTubeでにわかに注目を集めています。その名も「處内省(どないしょう)」です。

架空の行政機関「處内省」のCM映像が怖い

「處内省」は、グラフィックデザイナーのきいろやまんねるさん(チャンネル登録者約15万人)がYouTubeで発表しているホラー作品シリーズ。

執筆現在、最も再生されているショート動画「DNS-171を探しています」は300万回以上再生されています。

現代とはどこか異なる独特なイントネーションのナレーション、ノイズがかった映像や音声、レトロモダンなデザイン……昭和の空気感が見事に再現されているこちらの動画。

どうやら架空の政府組織・處内省が開発・提供していた謎のグッズ「DNS-171」の自主回収を知らせているCM映像のようです。

しかし「予期せぬ誤作動が発生しています」「異変に気づいたら」「新しい家族を」と、使われている言葉の節々にはどことなく不穏な雰囲気が漂っています

この他にも複数のCM映像が投稿されていますが、その絶妙な奇怪さからか、コメント欄などでは處内省の実態の考察も盛り上がっているようです。

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