春を五七五にしたため 小田原俳句協会が大会 小田原市・箱根町・湯河原町・真鶴町

小田原俳句協会(村場十五会長)が4月におだわら市民交流センターUMECOで「第77回桜まつり俳句大会」を行った=写真。

今年で最後の開催となる今回は67人が参加。163人から寄せられた事前投句の兼題「桜または花、蝶」の表彰と当日題「春季雑詠」の大会が行われた。村場会長は「最後の大会が小田原城のソメイヨシノ満開の中で開催できたことは締めにふさわしかったのではないでしょうか。今後は梅まつりと秋季の2大会を充実させていきたい」と話した。上位入賞者は以下の通り。※敬称略

兼題▽神奈川県知事賞/てふてふやひとりになつただけのこと(柳川紀枝)▽小田原市観光協会会長賞/象一頭蝶一頭に同じ風(田畑ヒロ子)▽小田原俳句協会会長賞/ひと口の白湯にほどける花疲れ(荒理依子)

当日題▽小田原市長賞/のどけしや時刻違えて鳩時計(加藤かほる)▽小田原俳句協会会長賞/勾玉のやうに寝る子や菜種梅雨(岡本保)

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