「夢グループ」石田社長ファンが「狩人」高道にケータイ渡し「社長と私たちを撮って」

〝夢グループの顔〟石田重廣社長(左)と保科有里

通販CMでおなじみの「夢グループ」が、地方都市を結ぶ航空会社「フジドリームエアラインズ(FDA)」とコラボ。都内で14日、石田重廣社長(65)と所属歌手・保科有里(62)がFDAの制服姿で会見を開いた。

FDAの広報担当者によれば「(社名に)同じ『夢』がある会社ということで、何かPRをしていただけないか」と、夢グループの問い合わせフォームからお願いし、実現したという。

石田社長自ら「低コスト。2~3万円」で制作した、4分半の〝いつもの夢グループCM風PR動画〟が、この日からネット解禁に。モニターがないため機内では見られないが、一部飛行機のヘッドレストカバーには、石田社長と保科のツーショットが1か月限定でプリントされる。

愛人疑惑を逆手にとり、2人は今やすっかり夢グループの〝顔〟として認知されている。石田社長はどこでもファンの写真撮影の求めに応じているそうで、保科いわく「こちら、すでにお顔オフ(ノーメーク)になってるんですけども、そういう時はスッて逃げます」とのこと。

そんな石田社長は「このごろ辛い日々なんです」とポツリ。主催コンサート「夢スター春・秋」メンバーのベテラン歌手約20人で、名古屋駅で近鉄に乗ろうと待機していた時の最近のエピソードを明かした。

「ちょうどその時、おりも政夫さんと『狩人』の高道君と話をしてたんです。おりもさんはなんかでちょっと席を外したのかな? 高道君と話をしてたら、急に2人の女性の方がトコトコトコって来て、写真をお願いされたんです、ケータイでね」

女性たちは狩人ファンかと思いきや違った。

「高道さんがさっそくポーズを取ったんです。そうしましたら違うのよ。『狩人』の高道君にこのケータイを渡して『社長と私たちを撮って下さい』と…。ま、そういうのが日常茶飯事になって、夢スター春・秋のメンバーも、みんな僕が交ざることに嫌気が差しちゃって、ホントに困ってる現状があるのね」

そう言いながら、石田社長の表情はまんざらでもなさそうだった。

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