茂木健一郎氏 父に反抗するゆたぼんを評価「思春期の前頭葉の発達だから、大いに結構」

ゆたぼんと茂木氏

脳科学者の茂木健一郎氏が、父親の指示に抗うユーチューバー・ゆたぼんを「大いに結構」などと称えた。

発端は幻冬舎編集者の箕輪厚介氏のX投稿。「GW明けだからか子供が小学校をサボろうとするから学校行けって言ったら、ホリエモンが学校行かなくていいって言ってると返された。むずい」とつづった。

これにゆたぼんが「ホリエモンが〝学校に行かなくていい〟って言ってるからといって学校をサボって、大人になってから困ってもホリエモンは責任を取ってくれない」などと指摘。

論戦が白熱すると、今度はメンタリストDaiGoが「そして、社会に出ると、仕事は楽しい時に行けばいいでは成り立たないと言うことに気づく絶望」とカットイン。これにもゆたぼんは「教育は親の義務で子供は学校に行く権利はあるけど義務はありません。憲法で『すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う』とあるので、学校と仕事は別ですね。だからといって『ホームレスの命はどうでもいい』なんて差別発言する人は良くないと思います。学校で何を学んできたんや?って話ですよね」と反論した。

すると、ゆたぼんは13日にXで「親父に、ホリエモンとメンタリストDaiGoさんに対するポストを消せと言われました!」と告白。理由は不明ながら、実父の中村幸也氏から〝削除要請〟が届いたという。

それでもゆたぼんは「僕は消す気ありません。自分の気持ちをポストしただけなので、消す必要ないと思います。皆さんは、どう思いますか?言いたい事も言えないこんな世の中じゃ…」とつづり、X上でアンケートを行っている。

父の意見に抗うゆたぼんに茂木氏は14日、Xで「自分で考えるようになることは思春期の前頭葉を中心とする回路の発達だから、大いに結構なことですね!」と称賛。その成長ぶりに目を細めた。

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