ソフトバンクの連勝が「5」で止まる 有原航平が今季最短6回4失点で3敗目 打線も前回KOのポンセから1点のみ

4回2死一塁、有原(手前)は楽天・石原に2ランを浴びる(撮影・伊東昌一郎)

◆楽天4―1ソフトバンク(14日、楽天モバイルパーク)

ソフトバンクの連勝が「5」で止まった。先発の有原航平が今季最短の6回、最多タイの4失点で3敗目。打線も楽天のコディ・ポンセから1点しか奪えず、7回以降は楽天の継投にかわされた。

ソフトバンクは有原が粘れなかった。4月30日の対戦で8回無失点に封じた楽天に対し、2回に平良竜哉の適時打などで2点を献上。4回には石原彪にカットボールを左翼ポール際への2ランを浴びた。

打線は4月30日の対戦で8点を奪ったポンセの前に4回まで無得点。5回に先頭の栗原陵矢の二塁打と好機に強い三森大貴の適時打で1点を返し、さらに周東佑京の安打と二盗で1死二、三塁と攻めたが、今宮健太と柳田悠岐が2者連続三振に倒れた。

終盤は長谷川威展、又吉克樹、津森宥紀の救援陣が無失点リレーで反撃を待ったが、打線が奮起できなかった。

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