「負けるにしても4―2、4―3ぐらいの」「打順? まあ、まだかな」ソフトバンク、小久保監督の一問一答

9回の攻撃を見つめる小久保監督(右)(撮影・安藤由華)

◆楽天4―1ソフトバンク(14日、楽天モバイルパーク)

ソフトバンクが敗れ、連勝が5でストップした。先発の有原航平が6回4失点で3敗目。チームは12球団で最も遅い35試合目での10敗目を喫した。試合後、小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。

―有原は珍しく制球に苦しんだ。
「まあそうね。そんな時もあるでしょう」

―前回はKOしたポンセに苦しめられた。
「前回と全然違いましたよ。一回、登録抹消されて、しっかり調整してきているので、出力がものすごい上がっていましたね。5回、1点(止まり)だったのでね。なかなか最後の接戦に持っていけなかった。取れるときに取っていたら酒居も宋家豪も則本も、もうちょっとプレッシャーがかかったでしょうけど、3点(リード)だったらゆったり投げられましたね」

―2番今宮の状態が落ちている。
「いろいろ試行錯誤しているんですけどね。苦しんでいますね」

―打順のてこ入れも。
「どうですかね。まあ、まだかな。レギュラーなのでね」

―久しぶりの敗戦。
「(今の時期は)勝敗はほとんど気にせずにやっていますけど、今日も負けるにしても4―2、4―3ぐらいの展開にできた試合だったなと。そういう振り返りはしますね。同じ負けでもね」

―リリーフ陣は好調を維持。
「今日は津森を出さなくていいと言ったけど、(登板間隔が)空いていたので、優先順位的に倉野(投手)コーチが使っておきたいということでいった。3点ビハインドなら澤柳でも十分良かったんですけどね。長谷川も1イニング任せてもいいんですけど、又吉も登板(間隔)が空いていたので。今日は彼らを優先的に投げさせようと」

―出場選手登録している岩井を仙台に連れてきていない。
「ヘルナンデスが戻ってきたので。そのまま澤柳が今いるんですけど、どちらにしても上がり(ベンチ外)のピッチャーをつくらないといけないので。それで登板間隔が空きすぎているというのがあったので。勝ちゲームだと勝ちパターンのピッチャーがいくんですけどね。今日は負けましたけど、そこは有効的に使えたと捉えましょう」

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