カルパッチョを注文すると「お客様、量足ります?(笑)」【失礼な店員】にムカッ! → 客が反撃!

他にはないコンセプトがあったり、ポリシーを持っているお店って素敵ですよね。でも、それに縛られて店員が臨機応変な態度を取れなければ、お店側の押し付けのように捉えられてしまっても仕方ありません。今回は外食先で友人が体験したエピソードを友人から聞きました。

近所のオシャレ居酒屋へ

先日、近所に新しくオープンしたオシャレな居酒屋へママ友たちと一緒に行った時のことです。

その居酒屋はとにかく店内の雰囲気作りにこだわっていて、内装はもちろん店員の制服もとてもオシャレでした。
私たちのテーブルを担当してくれた若い女性の店員もかなり可愛く、髪もメイクも手が込んでいそうな雰囲気。
おそらく、このお店で働けることが彼女のステータスにもなっているのでしょう。
しかし、その店員にとって私たちは「店にそぐわない、オシャレじゃない客」だったようです。

店員の態度に違和感

最初は気のせいかと思っていましたが、明らかにその店員の発言がおかしいので、さすがに私たちも気付いてしまいました。

最近若い人たちのあいだで流行っているという料理を頼むと、「大丈夫ですかぁ? 食べ方分かります? 若い人は食べ慣れてるんですけど、お客様くらいの年齢だとあんまり食べないですよね?」と言われ、カルパッチョを頼もうとすると「量も少ないし、お客様には合わないかも(笑)うちのお店じゃなくて、もっと大皿料理とかを出すお店のほうがお客様には良いかもですね~♡」と言われ……

散々な気持ちで、【ある人物】に電話!

あまりにもひどい店員の言い分に、楽しいはずの食事会も最悪な雰囲気に……。
このお店をチョイスした張本人である私は、みんなに申し訳なくて仕方ありませんでした。

結局この日は微妙な空気のまま解散することになったのですが、どうしても納得できない私は、帰宅してから【ある人物】に電話をかけました!

実は、お客様の正体は……

その人物とは、お店の店長兼オーナーの男性です!

実は、このお店は私の友人の息子が経営しています。
昔からその息子を知っていて、わが子と同じように可愛がっていた私は、彼がお店を始めると言った時、応援する気持ちで彼の親とともに資金援助をしていたのです。

私が訪れた時間帯、彼はちょうど急用がありお店にはいなかったようなのですが、例の店員の態度を知らせると不快な接客をお詫びしてくれました。
「うちの店がすごく好きだってことでアルバイトとして雇ったんですが、接客態度がひどすぎて……。何度言っても改善されないので、今月中に辞めてもらうつもりでした」とのことで、私たちのほかにも同じような思いをしたお客がいたそうです。

まとめ

数週間後に再びお店を訪れた時、その店員はいなくなっていました。
お店を思う気持ちは素晴らしいですが、お客様を不快にさせては元も子もありませんよね……。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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