ガンプラを日光東照宮に奉納へ 葵の御紋もキラリ「徳川家康 南蛮胴具足Ver.」 課題解決学習にも貢献

ホビーメーカーの「BANDAI SPIRITSホビーディビジョン」は14日、日光東照宮の「日光の社寺」が世界遺産登録から25周年となったことを記念して、プラモデルの新商品「MG 1/100 武者ガンダムMk-Ⅱ 徳川家康 南蛮(なんばん)胴(どう)具足(ぐそく)Ver.」の発売を発表。同商品を日光東照宮へ奉納することも知らせた。

栃木県日光市はガンプラ工作が課題解決学習として組立体験授業が実施されるなど、プラモデルになじみのある都市として知られている。そこでバンダイは、同市にある日光東照宮が世界遺産登録から25周年となったこの年に東照宮にちなんだ新商品の作製を決断。「“プラモデルを活かした地方創生”に寄与するべく、日光東照宮にちなんだガンプラを製作し、奉納することとなりました」とその経緯を説明した。

同商品は徳川家康が関ヶ原の戦いの際に着用したと伝えられる「南蛮胴具足(日光東照宮の宝物庫に展示中)」の色彩と兜をモチーフに作成。草摺(くさずり)などの赤は和紙素材のシール、三つ葉葵の家紋は光沢感のあるシールで表現されている。

26日に奉納式を実施し、その後宮内で展示される予定。一般販売は2024年5月27日発売予定。価格は税込み7700円。

(よろず~ニュース編集部)

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