【重版情報】レトロな喫茶店の猫マスターが心のささくれを治してくれる『夕闇通り商店街 純喫茶またたび』

『コハク妖菓子店』『たそがれ夕便局』に続くシリーズ第三弾となる『夕闇通り商店街 純喫茶またたび』(ポプラ社)が、5月8日の発売後即重版が決定した。

夕闇通り商店街にたたずむ、レトロな喫茶店「純喫茶またたび」。お代は、そのメニューに対する「思い出」を店主に話すこと――。懐かしいメニューを通して、猫マスターが心のささくれを治してくれる1冊、ぜひ手に取ってみてはいかがだろう。

■内容紹介
神社の境内のその先に、夕方から夜にかけてのみ開く商店街『夕闇通り』がある。
きれいな提灯が立ち並ぶそこは、現世と幽世の境目にある、あやかしたちが営んでいる商店街。現世との境界があいまいになったときに、不安定な人間が導かれたように訪れるのだという。

夕闇通り商店街にたたずむ、レトロな喫茶店「純喫茶またたび」。
カウンター、蓄音機などがあり、古き良き空気が流れるお店である。
店主は蝶ネクタイをつけた黒猫で、お代は頼んだメニューにまつわる「思い出」を話すこと。
クリームソーダやナポリタン。懐かしい料理を通して「思い出」に隠されていた〈自分の心〉に気づいていく……。

(文=リアルサウンドブック編集部)

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