母の日、花束の売り上げ2~3割減

5月12日は母の日だった。外食が制限されたコロナ禍から3年が経ち、今年はレストランで食事を楽しむ家族連れが多く見かけられたものの、母の日恒例の花束の売り上げは減ったようだ。香港メディアが伝えたプリンスエドワードに位置するフラワーマーケットの花屋の店主の話では今年の人出は例年に比べ全体的に少なかったという。花束の売り上げは前年比20~30%減少。オンライン予約も例年よりも10~20%少なかった。お客の消費単価は500~800ドルほどだったという。店主によると、今年は生花の運輸コストが増えたものの価格には転嫁していない。例えば中国昆明から仕入れている花は仕入れ値が1割程度下落したことから、一般的な花束の値段は例年と大差ないとのことだ。

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