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松本市で営業を始めたテイクアウト専門店です。よ~くご覧ください。何かの動物のような手が出てきました。
ある妖怪による接客が店のコンセプト。果たしてその正体は?
商品を受け渡しするための小さい窓。
【猫の手出てくる】
これは猫の手…でしょうか。松本市で13日プレオープンしたテイクアウト専門店「ねこわた」。店のオーナーに話を聞くと、接客するのは人でも、猫でもないとのこと。
その正体は…古くから日本各地に伝わる猫の妖怪「猫又」だというのです。
しかも!
黒い肉球の「大福」に、ピンクの肉球の「小福」。2人の猫又が店を切り盛りしているそうです。
「バイバイ!ありがとうございます」
「かわいい」
人間をびっくりさせないため猫又は声を出しません。商品はどう買うのでしょうか?
■記者
「商品を買うためにはまずこのベルを鳴らします。やってみます…猫又がこのカゴを渡してくれました。ドリンクの商品のカードが入っています」
商品カードを選び代金を入れてカゴを猫又に戻します。すると…
「ドリンクができあがりました」
猫又が商品を渡してくれました。さらに、ハイタッチやバイバイをしてくれたり…しっぽをみせてくれることもあるそうです。近くにはイートインスペースもあります。
■安曇野市から
「自然と笑顔になっちゃうから来てよかった感じがします」
■塩尻市から
「たまらないと思います。肉球がすごく柔らかくてかわいかったです」
言葉がいらないので、性別・人種・年齢を全く気にせずみんなが優しくなれる店。
それが「ねこわた」のコンセプトだそうです。