JO1、MV字幕が火種...後輩グループより少ない言語数に「待遇差別」と不満 2日後に追加もファン収まらず

人気ボーイズグループ「JO1(ジェイオーワン)」公式Xが2024年5月14日、2日前にYouTubeで公開したミュージックビデオ(MV)の字幕について、制作スケジュールの都合で同日に言語を追加するとし、「皆様にご不快な思いをさせてしまい大変申し訳ございません」と詫びた。

このMVをめぐっては、所属事務所「LAPONEエンタテインメント」の他グループと比べて、字幕言語の種類が少ないとしてファンの間で波紋が広がっていた。

「世界の頂点を目指していく」グループのはずが

JO1は日本のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」を通じて選ばれた11人で結成され、「グローバルボーイズグループ」をうたう。公式サイトではグループ名には、「一緒に夢を目指した練習生たちが1つになって、世界の頂点を目指していく」との意味が込められていると説明されている。

29日にニューシングル「HITCHHIKER」のリリースを控えており、12日には、リード曲「Love seeker」のMVをYouTubeで公開した。14日11時点で確認すると、字幕言語は日本語、英語、韓国語の3種。一方、後輩グループ「DXTEEN(ディエックスティーン)」が13日に公開したMV「Dance On Open World」は17種だった。

このような状況にXでは「待遇差別」「同等の扱いにして欲しい」などと批判が噴出。騒動を受けてかJO1公式Xは14日未明、

「Love seeker MVの字幕に関して、映像制作のスケジュールの都合上、現在作業中となっております」

と投稿した。「14日(火)正午頃に13言語追加予定となっております」とし、「たくさん応援頂いている中、皆様にご不快な思いをさせてしまい大変申し訳ございません」と詫びている。

「本気で海外目指すなら...」ファンの厳しい声

JO1によるお詫びの投稿には、下記のような声が寄せられている。

「本気で海外目指すならフォロー体制を構築しておくべきなのにいまだに字幕すらつけられないって何やってんですか?」
「事前に決まっていた公開スケジュールに合わせて進行すればいい話」
「字幕の件が発端ですが、批判しているのはあなた方の仕事に対する姿勢そのものです」
「未だにJO1だけ○○が出来ていない、みたいなことが多過ぎると思います」

予告されたとおり、「Love seeker」MV の字幕はアラビア語、イタリア語、タイ語などの言語が追加され、計16種となっている。

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