移住者から見た津山の魅力とは? 市長と意見交換 暮らしへの要望も/岡山・津山市

第25回「市長と話そう 津山(まち)づくりミーティング」が13日、岡山県津山市の民家で開かれ、谷口圭三市長が市内30~60代のI・Uターン者5人と「移住者から見た津山の魅力」をテーマに意見を交わした。

農業のハミルトン・ダニエルさん(66)、ロネルさん(68)夫妻=前住所赤磐市=の自宅を会場に、ネイルサロン経営の城間愛華さん(35)=同山口県=、和田崇さん(50)=同大阪府=、ハウスメーカー勤務の石原康平さん(42)=同=が参加した。

移住先に津山を選んだ理由について「地盤がしっかりしていて災害が少ない」「社会資本が適度にそろっていながら田舎暮らしを楽しめる」「水がきれいでお米がおいしい」「地域住民が親切だった」といった意見が上がった。

暮らしへの要望として「若者定住に向けた娯楽施設の充実」「施策のPRにもっと力を入れては」「下水道などの整備支援」「女性が住みやすいまちづくり」「年齢に応じた移住策を講じるのはどうか」を求めた。

市長は市の施策紹介を交え、「PRを強化しながらU・I・Jターンをしっかりと推進していく」などと述べていた。

谷口市長(右)と参加した移住者のダニエルさんら

© 津山朝日新聞社